2015年4月10日金曜日

慣行田用「種もみ」鉄コーティング

岡山も本日は朝から土砂降りの雨

月曜日から浸種をしていた慣行田用「種もみ」の鉄コーティング実施です、気温が低かったので1日多く浸種、積算温度50℃程度でしょうか?

種もみは約4ha分140kg、品種は「アケボノ」と「ヒノヒカリ」、昨年テストで20a程「ヒノヒカリ」を播種しましたが、収量は8.5俵/10a、条件が悪かった事を考えるとマズマズの出来、今年から本格導入です。

有機田5haと慣行田4ha合計9haほぼ一人で耕作するので「鉄コーティング湛水直播」には期待大です。

浸種した「種もみ」洗濯機で脱水して適度な水分に調整してます

焼石膏、鉄粉をモミにコーティングする時の接着剤の役目をします

クボタ純正の鉄粉 1袋25kg入りで約10,000円
コンクリートミキサーに8kgの種もみを入れます。

撹拌しながら、スプレーで水分を調整しながら、鉄粉と焼石膏の混合粉末を徐々に入れて行きます

最後に仕上げ用焼石膏をコーティング

コチラがコーティング直後の様子、初めてにしては上出来(^_^)v
苗箱に広げて酸化(サビ)させます

酸化中温度が上がるので薄く広げて放熱させます

苗箱140枚
今回は種もみ(乾燥重量)1kgに対し鉄粉0.5kgのコーティング比0.5

初めての作業なので何かと手間取り朝10時から開始した作業、終わったのは夜の11時、疲れましたわ(^_^;)

明日以降、酸化促進のために、スプレーで水を吹きかけ、1週間ほどで完成予定。

☆作業メモ☆
 コーティング比率 0.5 混合粉末(鉄粉:焼石膏=10:1)
 1工程処理量 = 種もみ 8.0kg  混合粉末 4.4kg 仕上焼石膏 0.2kg
 全処理量 
    種もみ 140kg(アケボノ80kg、ヒノヒカリ60kg)
    鉄粉 70kg(25kg×3袋)
    焼石膏 10.5kg(混合用7.0kg、仕上用2.5kg)
    その他資材 苗箱140枚 垂木44本

2015年4月7日火曜日

浸種開始

今年から本格導入する慣行栽培?「鉄コーティング湛水直播」の種もみ「浸種」始めました

慣行田は「アケボノ」と「ヒノヒカリ」で140kgの種もみで約4ha分
水温16℃で3日間、積算温度40℃~60℃で種もみを覚醒させます。


浸種完了後、鉄コーティングします、初めての経験なんでうまく行きますでしょうか!