2017年4月22日土曜日

鉄コーティング発芽テスト

鉄コーティング種籾の発芽が始まりました
18日夕方スタートで22日朝発芽開始、室温約20℃、やはり『アケボノ』の発芽は安定しています
 最終的に何%の発芽率に成りますか?
マジックペンで4/17と書いていますが、正しくは4/18です
 鉄の殻を破ってかわいい芽がのぞいてます。




有機ほ場はカラシナの開花、今年はじめての混植、元肥も100kg/10aと控え目、同時に蒔いたヘアリーベッチも10cm程度に成長、そろそろアレロパシーを出す頃、カラシナには過酷な条件です。


こちらはヘアリーベッチ、中央の緑が濃い葉っぱがヘアリーベッチです、GW明けから急激に成長します。
2月のカラカラ天気の影響か?昨年より成長が遅いようです。

昨年同時期のヘアリーベッチ、30cm程度に成長してます。

2017年4月18日火曜日

鉄コーティング酸化終了

2週間前にコーティングした種籾の酸化が終了し、ネットに乾籾重で5Kgずつ小分けして保管です
今年は我が家の猫達が倉庫のパトロールをサボったらしく多少ネズミに食われたみたい。

 160kg約5.5ha分、6月上旬の播種まで、乾籾重量で5kg毎にネットに入れて本番を待ちます

コーティング直後の様子、酸化前は鉄粉色のねずみ色です

 酸化終了後の様子、きれいなサビ色になってます、表面が鉄に覆われているため、鳥に食べられる心配が有りません。



こちらはネズミに食べられた跡、我が家の猫ネコ達は何してんねん(-_-メ)
 今晩ご飯抜き




こちらは発芽テストの様子、発芽率によって播種量を決めるので、結構重要なテストです
アケボノの場合約5日~7日で発芽します。


100均で買ったケース、水分が蒸発せず、保温にも成るのでテストにはもってこいです

2017年4月6日木曜日

種籾の鉄コーティング中

種籾の鉄コーティング作業はじめました

今年は岡山の主力品種『アケボノ』5ha分のみ鉄コーティング湛水直播します
先ずは浸種から、通常、積算温度60℃発芽手前まで水に浸けますが、今年は1日(18時間)だけの
浸種です、種子の活性化には成りませんが、コーティングの酸化促進のため、籾に水分を与えます。
鉄コーティングは酸化(錆びる)中に温度が高く成り、籾に付着した細菌を死滅出来るため、温湯消毒は不要。

『アケボノ』は岡山の県南では広く栽培されていて、『朝日』に並ぶ岡山の主力品種です
発芽も早く、発芽率も高く鉄コーティングにはもってこい、昨年までは「ヒノヒカリ」も
鉄コーティング直播してましたが、発芽に時間が掛かり、色々問題が有って移植に変更。

 小型のコンクリートミキサーで撹拌しながら鉄粉と焼石膏の混合粉を加えていきます
一度に8kgの籾を処理、この作業を20回、チンタラ作業してたので2日掛かってしまった(^_^;)

スプレーで水を吹きかけながら、混合鉄粉をコーティング、最後に仕上用の焼石膏をコーティング

鉄コーティング用混合粉「プレミックス」、鉄粉10:焼石膏1の混合割合
種籾1kgに対し0.5kgの鉄粉をコーティング、コート比0.5

コーティング直後の種籾、ネズミ色してます、酸化が進むと錆色に変化します

苗箱に広げ、冷ましながら酸化させます、途中1回スプレーで水を吹きかけ酸化促進

今年は160kgの種籾を処理、座り仕事で腰が痛い(T_T)

作業前日、岡山の「後楽園」にお出かけ、サクラも綺麗に咲いて、亀さんものんびり日向ぼっこ


2017年3月10日金曜日

晴天が続いている岡山、流石「晴れの国」

慣行田のトラクター仕事も一段落したので、折角の晴天続き、チョット早いけど苗代準備続けてます。

今日は3回目の撹拌耕耘、結構細かくなって来ました、大きい塊でも2~3cm
あと2回撹拌耕耘の予定、最終的には土の大きさを1cm程度に砕き、畦幅1.2mに仕上げます。

まだ、3cm程の塊が残ってます

こちらは自作溝揚げ機

培土板を延長、なかなか上手くいってます

溝揚げ後の状態、土量も十分確保出来たので、次回は本番同様に一度仕上げます。

2017年3月5日日曜日

苗代準備進行中

雨降り前に苗代準備進めてます

苗代の元肥(発酵鶏糞1,170kg)振って2回目の耕耘
ミニ運搬車で10m毎に15kg袋を置いて行き、この後手撒きします。

78袋1,170kgを約10aに撒きます


おなじみ「美咲コンポ」発酵鶏糞、有機JAS認証品です

こちらの苗代には有機「にこまる」の他、慣行栽培用の「 ヒノヒカリ」も育苗します
慣行用ですが、育苗は全て有機JAS用と同じで、農薬・化学肥料はもちろん不使用、全部で約8ha分の育苗です

手撒きしましたが、久しぶりに百姓仕事したみたい、2時間ほど掛かってしまった(^_^;)
来年はコンポキャスターでバー!と撒いてしまおうかな(・.・;)

撒布あと、トラクターで撹拌耕耘、部分的に湿気の多い場所が有り、余り細かくなってません。

耕耘あとのアップ、まだまだコブシ大の塊が有りますが、5月迄に良く乾いた時を狙って
あと2~3回耕耘して、細かくしていきます。

作業通路の溝揚げ用に「自作溝揚げ機」DIY(^o^)v
試しに使ってみましたが、マダマダ改善の余地有り、使用状況は後日アップします。


2017年2月15日水曜日

苗代準備スタートです

田植えの苗を育てる苗代の準備がスタートしました。
昨年まで各々の田んぼに苗代を作って、苗を運ば無くていいようしてましたが
田んぼも増えて管理が大変なので、今年は自宅裏にまとめて苗代作ります。


我が家は「みのるポット苗」、岡山県南では「折衷苗代」といって畝立てした田んぼに水を入れ、一度練ってから苗箱を並べますが、この作業が重労働
そこで、4年前から乾田状態で苗箱を並べるようにしてます、ポイントはいかに土を細かくして、均平な苗床を作るかです、写真は耕耘第1回目の状態、PTO4速で低速耕耘、耕深は5cm、この作業を本番までに4~5回実施して下の写真の状態にします。
昨年の苗代、トラクターのみで仕上げてます。

 晴天続きの岡山です
しっかり乾燥すれば早めに仕上げようと思います。

耕耘状態のアップ、マダマダ荒目の状態です、この後、元肥「発酵鶏糞」を撒いて2回目の耕耘予定。

雲ひとつ無い夕方の風景、トラクターのキャビン内は汗ばむ陽気です。

一足早い春、気持ちいいね~まったり(=^・^=)

2017年2月7日火曜日

緑肥の種まきはじめました

今年は「ヘアリーベッチ」と「キカラシ」の混植です
ヘアリーベッチは2.5kg/10a、キカラシは1.0kg/10a
 トラクターのロータリーに電動播種機を2台取付、ヘアリーベッチは1.5m幅で撒布、キカラシは30cm幅で筋播きです。

昨年テストほ場で混植テストした結果、「ヘアリーベッチ」と「キカラシ」を均等に播種した場合「キカラシ」が生育不良、一部筋播きした場所は綺麗に黄色の花が咲いていました。


 小さい播種機は「キカラシ」用、散粒板を外して真下に種子を落としてます

シャッターをラジコン用サーボで開閉

 ディスクプラウで荒起し跡、寒風に晒されヒビだらけになってます。

 ロータリー耕同時播種の様子、PTO1速で車速3.5km/h、結構粉々になります。

耕盤から10cm程度、尾輪で爪を上げて耕耘、表面サラサラ中はゴロゴロ、水捌け最高です。


「色々よ~やるわ(^_^.)」